こんにちは。前回のブログから少し間が空いてしまいました。
7月・8月はシャネルのチェーンショルダーバッグ(ブラック)の色修復を多くご依頼頂きました♪
定番のブラックといっても、様々なデザインがあり目を楽しませてくれます。
シャネルのチェーンバッグは、幅広い年齢層に愛され、フォーマルにもカジュアルにも活躍してくれる魅力的なバッグですね。
ダイヤ型にステッチが入ったキルティング加工の『マトラッセ』
ココマークの留め金具や革ひもを編み込んだショルダーチェーンも特徴です♪
1950年代にココシャネルが仕事に復帰する際デザイン改良され、
その日付1955年2月にちなんで名付けられた『2.55』ショルダーチェーンバッグもあります。
革ひもを編み込ませない金具のみのショルダーチェーンで留め金具もシンプルなもの。
また、かぶせ(フタ)が二つあるダブルフラップ、かぶせが一つのシングルフラップと色々なデザインがあります。
この使いやすく見た目も素敵なショルダーチェーンバッグ。どんなきっかけで考えられたかというと・・・
1920年代 クラッチバッグやハンドバッグなど片手がふさがるバッグが主流だったのを、両手を自由にできるデザインのバッグを考え、兵士が使うバッグにチェーンストラップを付けたのが始まりと言います。
このチェーンストラップもココシャネルが子供の頃に過ごした孤児院の修道女のベルトからヒントを得たそうです。
ココシャネルの人生をちょっと調べてみると、なかなか奥の深い波乱万丈な人生を送った人なのがわかります。
CHANELがみんなに愛され有名になるには才能だけでなく物事のタイミングや人脈などが大切なことが分かったり、バッグや服、アクセサリーをどのようなコンセプトでデザインしたかを知ると更にシャネル製品に愛着が湧くかと思います。
良かったら、調べてみてくださいね(^^)