CHANEL シャネルチェーンショルダーバッグ マトラッセ 2.55

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こんにちは。前回のブログから少し間が空いてしまいました。
7月・8月はシャネルのチェーンショルダーバッグ(ブラック)の色修復を多くご依頼頂きました♪
定番のブラックといっても、様々なデザインがあり目を楽しませてくれます。

シャネルのチェーンバッグは、幅広い年齢層に愛され、フォーマルにもカジュアルにも活躍してくれる魅力的なバッグですね。

ダイヤ型にステッチが入ったキルティング加工の『マトラッセ』
ココマークの留め金具や革ひもを編み込んだショルダーチェーンも特徴です♪

1950年代にココシャネルが仕事に復帰する際デザイン改良され、
その日付1955年2月にちなんで名付けられた『2.55』ショルダーチェーンバッグもあります。

革ひもを編み込ませない金具のみのショルダーチェーンで留め金具もシンプルなもの。

また、かぶせ(フタ)が二つあるダブルフラップ、かぶせが一つのシングルフラップと色々なデザインがあります。

この使いやすく見た目も素敵なショルダーチェーンバッグ。どんなきっかけで考えられたかというと・・・

1920年代 クラッチバッグやハンドバッグなど片手がふさがるバッグが主流だったのを、両手を自由にできるデザインのバッグを考え、兵士が使うバッグにチェーンストラップを付けたのが始まりと言います。

このチェーンストラップもココシャネルが子供の頃に過ごした孤児院の修道女のベルトからヒントを得たそうです。

ココシャネルの人生をちょっと調べてみると、なかなか奥の深い波乱万丈な人生を送った人なのがわかります。

CHANELがみんなに愛され有名になるには才能だけでなく物事のタイミングや人脈などが大切なことが分かったり、バッグや服、アクセサリーをどのようなコンセプトでデザインしたかを知ると更にシャネル製品に愛着が湧くかと思います。

良かったら、調べてみてくださいね(^^)


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〒400-0113 山梨県甲斐市富竹新田470-7
営業時間:9:30~18:00
定休日:土曜、日曜、祝祭日
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部分的に色を入れると 革色修復 

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先日公開されたインディジョーンズの映画を観に行ってきました。
とても面白かった!連続のアクションで自分が冒険しているかのようだし、ストーリー展開、綺麗な映像も良かった♪
久々の映画館で迫力も味わえて楽しかったです。
インディジョーンズシリーズ第1作から42年経ったのも驚きですが、ハリソン・フォードが80歳になったとはもっと驚きました!素敵だったなぁ。こんな風に年を重ねたいものです♡
この作品だけでも楽しめますが、第1作から観てみるのも更に楽しみどころが増えますよ。

 

完成写真はbefore・afterで見てもらえますし、せっかくのブログなので、また作業途中の写真を載せてみます!
今回は、部分的に色を入れた時の周囲との違いを見て下さい。

このバッグはボッテガヴェネタ。よくご依頼のあるバッグで、この繊細な紫系のお色は何度も色修復しました。

中央の一マスだけ色をいれてあります。

周囲の色に合わせて、色の濃度も周囲と馴染むように調節しています。周囲に馴染むように色を合わせて濃度を調節するのが仕上がりに大きな差が出るんです。
この程度の擦れ具合ですと部分修復で違和感なく仕上がりますが、ダメージがもっと進んでしまい、
深いキズや汚れの浸透で黒ずみがありますと、濃度の濃い資材での色修復になるため塗った感が出ます。
ただ、キズや黒ずみが分からなくなる、もしくは目立たなくなるので見栄えはするようになりますよ。

 

今回のバッグは、スレ箇所が部分的で浅いスレでしたので部分色修復となりました。

全体的に革が退色・乾燥している状態の場合 部分的に色修復するとキズ部分にしっかり色が入る為周囲との違和感が出ます。そのような仕上りが予想されるときは全体色修復のご案内になることが多いです。

バッグにとってバランスよく見栄えする仕上りをイメージして、部分色修復のご案内になるか全体色修復のご案内になるかが決まります。

仕上りイメージは経験の上に成り立っているので、作業での経験を忘れないようにして知識の財産を増やしています。これからも最善のご提案ができるようにしていきたいと思います。


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当店で定期的に行っていること

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こんにちは。先日 ブルーベリー狩りに行ってきました。美味しかったー!
苺、サクランボ、桃、ぶどうのフルーツ狩りは行ったことがあったので今回は行ったことのないブルーベリーにしました。
何種類ものブルーベリーを食べ比べができるのはなかなか無い経験だったので面白くてGOOD!(^^♪

フルーツ狩りは、食べ放題のプランと収穫した果物を計り売りしてくれるプランとありましたので好きな方を選べますよ。両方を選択することもできるようなのでより楽しめますね。

山梨は、フルーツが色々食べられるので嬉しい! 

でも、フルーツ狩りだけでなく森のバギー、乗馬、ハイキングなど色々体験できるレジャーもあるので気分転換にチャレンジしてみてください。

 

さて今日は、通常作業以外でやっていることを少しご紹介。

修理をする上で綺麗に仕上げるのに必要な事、
それは、技術力はもちろん、道具と資材も重要。

以前のコラムで「作業は道具できまる?」にも載せましたが、
どの道具を選択するかは定期的に色々試す必要があります。

資材も同様。
メイン資材は開業以来同じ資材2種類を使い続けていますが、色や革のダメージ具合により現在では更に3種類増えました。
できるだけ元の状態に近づける事ができるよう、削れた革の補修を探っているうちに資材の種類が増えました。
次から次へと新しい資材が開発され、メーカーさんの努力には目を見張るものがあります。

例えば、黒く染めるのに黒色の資材は4種類。これをダメージに合わせて使い分けたり、混ぜて使用します。
メーカーによって黒でもツヤ感や色が若干違ったりするので、青や赤など他色を混ぜる事もあります。

色づくりのイメージは、どの色でカラーリングするかを現状の革色に足し算・引き算してみる感じです。
一種類の黒色だけで色修復すると思いがちですが当店では違います。

角スレはペーストに近い状態のものを使ったり、乾燥した革にはトリートメント効果のある資材だったりと用途に分けて使い分けます。

色々と試すと聞くと、修理品で試すのでは?と心配になるかと思いますがそんなことはありません。
資材や道具、バッグ・財布などは試し用で購入したものを使います。

(革の切れ端ではなく、製品で試せるので有難い(*‘∀‘))

ただ、試してすぐに新しい資材をお客様の品物に使うことはありません。

使用効果と色定着など当店独自の試験を繰り返します。

時間と費用をかける事はなかなか個人ではできないですよね。こんなところがご自分で色修復する違いの一つかと思います。

ちょっと聞いてみないと分からないこともお伝えできればいいなと思います!

ではまた(^^)/


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やる気が出ないとき

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こんにちは。

気温の変化のせいか、「何かをしよう!」という意欲が湧かない事がありませんか?

何もせずに過ごすのも一つの方法かと思いますが、しなければならないことがある時はまず小さなことから始めてみるといいですよ!

始めてみれば、意欲には関係なく人間の脳の側坐核(そくざかく)という場所が興奮を始め、次第に没頭できるように意欲を作り出すそうです!

運動するなら着替えて外に出てみる、勉強ならペンをもってノートを広げてみる、私の仕事なら、白衣に着替えて色作りを始める事ですね。

ちょっと難しい色を作る時はいつの間にか没頭しています。

色が出来れば染めを始めたくなるので、自然と作業が進んでいます。

一つの小さな行動が意欲を引き出してその積み重ねが大きな目標を達成することに繋がるようです。

 

色づくりは革色を見て同じ色を作りますが、実際に革に色を入れると革の状態によって色が暗くなったり、作った色がそのまま入らないことがあるんです。

そのため、いきなり染めていくことはありません。目に付きにくい箇所で色調整をします。それも色の馴染み具合を確認しつつ行います。

革で色を試す時点で既に近い色にはなっていますので、そのまま一回で厚く全部を染めてしまえば時短になりますが仕上がりはそれなり。

出来るだけ自然に仕上がるように色調整をしたり、色の定着や染め具合を見つつ色を重ねるのが違和感の無い仕上りに繋がります。

お化粧とよく似ているんですよ。シミ部分だけをコンシーラーでカバーしてファンデーションを全体に薄く塗ってしあげると自然な感じになります。この時、肌色に合った色を使うことが重要!肌色に近ければ薄塗りで自然な仕上りになります。

色がピッタリでも、シミを隠すほど全体的にしっかり塗ってしまうと厚塗り感が出てしまったり。遠目からは綺麗に見えますが・・・

「現状の革を生かして自然な綺麗さ」を心掛けつつ今後も技術力をより向上させるように努力していきたいと思います♪


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修理品が届いたらすること 

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ご依頼品がどのような流れを経て作業に入るか気になる所ですよね?

今日は意外と知られていない、検品・発送部門の作業をざっとご紹介します(^-^)

 

①まず、届いたダンボールの外側をアルコールで拭きます。コロナ禍では特に大変な作業でした(^_^;)

②ダンボールを開け、申込書・品物など同梱品の確認をします。

この時②で確認した品物や付属品を作業指示書に記入します。

③記入頂いた問い合わせナンバーから、事前に仮見積りした伝票を見つけます。

④到着時点のお品物を写真撮影します。

⑤仮見積りと申込書の修理希望内容を確認し、正式見積りを担当職人と共に作成します。

⑥LINE・メール担当者が正式見積りをご連絡します。

⑦作業可否のご返信がありましたら、ダンボールの外側と修理品自体に受付№のタグをつけます。

ここから、本格作業に入る前の準備作業に入っていきます。

⑧修理品全体をエアークリーニングして、形を整えオゾン室に入れます。

(革の状態によっては、この時に担当職人がクレンジング・保湿をすることもあります。)

革の乾燥が進んでいるときは何度かに分けて保湿をします。

この後、順番が来たら作業に入っていきます。

 

ご依頼の際、送ったダンボールに貼った宅配の送り状について、個人情報の流出が心配とお客様に聞かれたことがありました。

運送会社の送り状には、当然ですがお客様のお名前とご住所などが記載されています。

その送り状は仕上がるまで保管しておりますが、ご依頼品を返送した翌日までにシュレッターで破棄するよう社内規定があります。

送っていただいたダンボールに貼り付けたままダンボールを捨てる事はもちろんありませんし、送り状を丸めて捨てる事もございませんのでご安心ください。

また、基本的には修理依頼品以外は同梱されないようお願いしておりますが、

やむを得ず同梱されてしまっていた場合は、仕上り品発送の際に②の書類を確認し、ご返送忘れが無いようにしています。

修理品到着時の手順は、大切なお品物を預かる上で大切なことですので、検品発送部門の基本中の基本。これからも安心してお預け頂けるよう心掛けてまいります。


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