ご依頼品がどのような流れを経て作業に入るか気になる所ですよね?
今日は意外と知られていない、検品・発送部門の作業をざっとご紹介します(^-^)
①まず、届いたダンボールの外側をアルコールで拭きます。コロナ禍では特に大変な作業でした(^_^;)
②ダンボールを開け、申込書・品物など同梱品の確認をします。
この時②で確認した品物や付属品を作業指示書に記入します。
③記入頂いた問い合わせナンバーから、事前に仮見積りした伝票を見つけます。
④到着時点のお品物を写真撮影します。
⑤仮見積りと申込書の修理希望内容を確認し、正式見積りを担当職人と共に作成します。
⑥LINE・メール担当者が正式見積りをご連絡します。
⑦作業可否のご返信がありましたら、ダンボールの外側と修理品自体に受付№のタグをつけます。
ここから、本格作業に入る前の準備作業に入っていきます。
⑧修理品全体をエアークリーニングして、形を整えオゾン室に入れます。
(革の状態によっては、この時に担当職人がクレンジング・保湿をすることもあります。)
革の乾燥が進んでいるときは何度かに分けて保湿をします。
この後、順番が来たら作業に入っていきます。
ご依頼の際、送ったダンボールに貼った宅配の送り状について、個人情報の流出が心配とお客様に聞かれたことがありました。
運送会社の送り状には、当然ですがお客様のお名前とご住所などが記載されています。
その送り状は仕上がるまで保管しておりますが、ご依頼品を返送した翌日までにシュレッターで破棄するよう社内規定があります。
送っていただいたダンボールに貼り付けたままダンボールを捨てる事はもちろんありませんし、送り状を丸めて捨てる事もございませんのでご安心ください。
また、基本的には修理依頼品以外は同梱されないようお願いしておりますが、
やむを得ず同梱されてしまっていた場合は、仕上り品発送の際に②の書類を確認し、ご返送忘れが無いようにしています。
修理品到着時の手順は、大切なお品物を預かる上で大切なことですので、検品発送部門の基本中の基本。これからも安心してお預け頂けるよう心掛けてまいります。