こんにちは。過ごしやすい季節になりました♡
お弁当持参でのハイキングも楽しそうですが、バッグや着物などの陰干しにも良い季節です。(湿度が高いので、雨の日の前後は避けてくださいね。)
バッグは、内側のほこりなどを丁寧に取り、必要な場合は革の保湿をして、日光の当たらない風通しの良い部屋で、半日ほど干し、その後型崩れしないように詰め物をして保管します。
この時の詰め物は、新聞紙もおススメですが、直接入れますとインクが移りますので、白い不織布や薄紙で新聞を包みましょう。
日陰干し前に、革が乾燥しているようでしたら、革用の保湿クリームを柔らかい生地に塗り、生地に馴染ませてから、その生地でバッグを優しく磨いてください。
直接クリームを塗りこみますと、シミになったり、クリームがのびずにまだらになったりすることもあります。
また、マトラッセなど、ふっくらとしたキルティングが沈む要因にもなりますので、付けすぎにご注意ください。
最近のご依頼で、ご家族のご紹介が増えてきています。
娘さんのバッグの仕上がりを見て、お母さまからご依頼いただいたり、仕上がりに満足頂いた息子さんからお母さまをご紹介いただいたりと、ご親族でご依頼いただく嬉しい繋がりができました。
他にも、ご主人のバッグの仕上がりを見て、奥様よりバッグのご依頼を頂いたことも何度もあり、ご家族でバッグやお財布を何度もメンテナンスしてお使い頂いていることに、感謝と嬉しさでいっぱいです。ありがとうごさいます♡
今日は・・・
全体色修復しておりますが、角擦れの革当てと色修復のご紹介です。
ビフォーアフターの写真を見て、ご依頼いただくことも多いので、ご参考になれば幸いです。
BEFORE
上のBefore写真、角のスレは、『革当て修理』後に色修復しました。仕上がりは、下のAfter写真です。
範囲が広く深い革切れは、パイピングの中芯が出てきてしまいます。革当て修理をすることで補強されました。
AFTER
さて、違う角度から・・・
BEFORE
上のBefore写真、角擦れは箇所は革切れが無い状態でしたので、ベーシックケアメニュー内の軽度補修と色修復で仕上げました。
AFTER
シャネルマトラッセの黒革色修復は、艶やかな黒い仕上がりが特に当社の自慢です。
黒色は、手軽に色を入れられるように思われがちですが、これが意外と奥が深く、仕上げに差が出ます。宜しければ、是非一度ご依頼くださいませ。